禁断の神の嫁取り絵巻!! 人には見えないものが見えるため、他者と距離を置いてきた翠は、幼い頃、自分に「おまえは俺の嫁になる」と予言した男と再会。男の正体が付喪神と知り、彼についた長年の穢れを浄化するため、処女の嫁を捧げるよう告げられ…。翠は周囲を危険に巻きこまぬよう、自らを差し出す決意をするが──!?
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栗沢 翠くりさわ みどり
幼い頃から人には見えないものが見える。周囲を不安にさせぬよう、他人と距離を置く、優しい性格の持ち主。付喪神の嫁に。
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白銀しろがね
小道具の修繕を請け負う「琥珀堂」の蔵に眠っていた、大弓に宿る付喪神。自身についた長年の穢れを清める花嫁に、翠を迎える。